| 名前 | Pandercetes gracilis |
|---|---|
| 学名 | Pandercetes gracilis |
| 生息域 | インドネシア(モルッカ諸島・スラウェシ)、ニューギニア、オーストラリア(クイーンズランド) |
| 飼育目安 | 体長:約15mm前後/レッグスパン 最大約50mm前後 温度:24~28℃前後 湿度:60~80%前後 餌:ショウジョウバエ、イエバエ、キンバエ、小型コオロギ、小型ゴキブリなどの生餌 |
| 詳細 | 東南アジアからニューギニア、オーストラリア北東部に分布するSparassidae(アシダカグモ科)の樹上性のクモです。 Lichen Huntsman Spider(リケン・ハンツマン)の名称でも知られています。 樹皮や苔、地衣類に非常によく似た独特の体色と模様を持ち、自然下では木の幹に張り付くことで周囲に溶け込みます。 個体によって灰色、褐色、緑色など体色に差があり、樹皮上では非常に高い擬態能力を発揮します。 徘徊性のクモで網を使って獲物を捕らえるのではなく、樹皮上で待ち伏せし、接近した昆虫に素早く飛びかかって捕食します。 |
| 飼育環境 | 高さのある通気性のよいケースで管理します。 樹皮に体を密着させて生活する性質が強いため、ケース内にはコルクバークや太めの枝など、縦方向に張り付ける面を用意してください。 床材にはヤシガラ土など保湿性のある床材を薄く敷きます。 乾燥させすぎないよう、ときどきケース壁面や床材の一部に軽く霧吹きをして水分を補給します。 高湿度を好みますが、蒸れには注意し、ケース内が常に水浸しになるような過湿状態は避けてください。 動きが非常に速いため、給餌やメンテナンス時の脱走には十分注意してください。 |
| 多頭飼育の注意点 | 基本的に単独飼育をおすすめします。 餌不足やサイズ差などによって共食いする可能性があるため、個別管理が安全です。 繁殖目的で雌雄を合わせる場合も、メスに十分給餌したうえで状態を観察しながらペアリングしてください。 交接後は必要に応じてオスを別ケースへ移してください。 |
| 繁殖 | 成熟したメスに十分給餌してからオスを合わせます。 交接後のメスは卵嚢を作り、孵化まで卵嚢の近くに留まって保護する行動が見られます。 産卵前後のメスは刺激を避け、ケース内を大きく変更しないよう静かに管理してください。 幼体が出嚢した後は、ショウジョウバエなどサイズに合った小型の生餌を与えます。 成長に伴って共食いの可能性が高くなるため、個別飼育へ移行すると安全です。 |
| その他 | 生体のため、体色・模様・大きさ・状態には個体差があります。 本種は特に個体による体色差が大きく、緑色、灰色、褐色などさまざまな色彩が見られます。 樹皮に密着した状態では非常に見つけにくくなるため、ケースを開ける前に個体の位置を確認してください。 脱皮前には餌を食べなくなることがあります。 脱皮前後は無理に給餌したり個体を刺激したりせず、静かに管理してください。 |
Pandercetes gracilis (Lichen Huntsman Spider)
¥3,500
飼育難易度★★☆☆☆



